SDGs・環境
ESG経営・SDGsへの取り組み
株式会社京都ホテルは世界共通のゴール「SDGs」を達成する手段として環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)に関わる多様な問題を解決しながら、経済成長を目指し持続可能な開発目標に取り組みます。
環境宣言
株式会社京都ホテルは、地球環境の保全が人類共通の最重要課題のひとつであることを認識して、業務を遂行する中で、全従業員が環境負荷の低減に取り組みます。
この環境宣言を全従業員に周知するとともに社外にも公表します。
- 私たちは、環境に及ぼす影響を常に認識し、環境汚染の予防に努めます。
- 私たちは、環境に関連する法規、その要求事項を遵守します。
- 私たちは、廃棄物の分別と最小化に取り組むとともにリサイクルを推進します。
- 私たちは、電気・ガス・水道の使用量を削減し、省エネ活動を推進します。
- 私たちは、地域の美化保全活動に取り組みます。
制定日 2001年6月1日
改定日 2013年11月12日
ENVIRONMENT
環境への配慮
持続可能な地域・地球環境の創造に貢献
1888年創業の歴史を大切に。京都を代表し、世界に通じるホテルを目指す私たちができること
プラスチック製品の縮小
テイクアウト商品用カトラリーは環境配慮型を採用し一部有料化によりプラスチック使用量削減を目指します。
- レジ袋
- 米ぬかを利用したバイオマスポリ袋を使用しています。
- スプーン
フォーク
ストロー - とうもろこしなどのデンプンから作った生分解性プラスチックを使用しています。
バイオマスアメニティの採用
客室アメニティは、リクエストに応じて提供する絞り込みを行うとともに、環境配慮型製品を使用しています。
- 歯ブラシ
ヘアブラシ
くし - 再生ポリプロピレンを使用しています。
- シャワーキャップ
- リクエストに応じて提供しています。
清掃不要カードの活用
リネン類洗濯時に発生する洗剤や水などのエネルギー使用削減を目的に、ホテルの客室には、連泊されるお客様に使用済みリネン類交換のご希望を伺うカードを設置しています。
フードドライブの実施
特定非営利活動法人セカンドハーベスト京都のフードドライブ活動に参画。従業員家庭で使用しない食品などを持ち寄り、地域の福祉団体へ寄付する活動を実施しています。
グリーン電力の使用
ホテル従業員が使用する名刺は、再生可能エネルギーから発電される二酸化炭素が発生しない環境に優しい電力を利用(環境付加価値を購入)して、製造されたものを採用しています。
生ゴミ処理機の導入
ホテルから排出される年間約100tの生ゴミは、バイオ型生ゴミ処理機により分解され、最終的には水となりゴミの削減に寄与しています。
廃油の再利用
ホテルから排出される年間約1,020tの廃油(使用済み食用油)は、バイオディーゼル燃料に生まれ変わり、ゴミ収集車や市バスの燃料として再利用されています。
SOCIETY
労働環境向上・社会貢献活動の取組み
より良い労働環境の醸成と積極的な社会貢献活動による包摂的企業成長
私たちと繋がりのある全ての人・企業(ステークホルダー)に対して果たすべき使命
地元医療機関との連携
使用済みのアメニティ(くし・ブラシ)は殺菌消毒後、地元医療機関でリハビリテーションに活用いただいています。廃棄物削減・再利用につながり、リデュース・リユースの2Rを実現しています。
清掃活動への積極的参加
京都市まちの美化推進事業団、河原町御所表繁栄会の会員として、地域の美化保全活動に積極的に参加しています。地域の方々との交流にも欠かせない場となっています。
京都市との災害協定
大規模な自然災害や危機事象発生時に帰宅することが困難となった方に対して一時滞在施設として解放し、円滑な支援を行うため、京都市と連携・協力いたします。
女性活躍推進
女性比率40%以上の当社では、2016年に女性活躍推進チームを設立し、誰もが働きやすく、長く勤務できる環境整備に取り組んでいます。
はあと・フレンズ・ストア
商品の販売
からすま京都ホテル1Fで障害のある方たちが作る雑貨・食品などを販売しています。これらの製品の売上は京都の障害者就労支援に役立てられています。
人材育成の充実
社長表彰制度をはじめ、各種資格手当の充実など、従業員の成長実感を高める取り組みに努めています。
また、防犯・防災・食品衛生に係る研修を恒常的に実施し、お客様に安全安心をお届けするホテル従業員として、不可欠な知識を習得できる機会を設けています。
人権啓発活動
京都人権啓発企業連絡会に所属し、人権啓発学習講座など関連行事への参加。人権啓発新聞の定期購読と社内閲覧にて人権への関心を深めています。
GOVERNANCE
法令順守・情報開示
経営の健全性と透明性を確保し、ステークホルダーの利益を最大化
行動基準に基づいた適正な事業活動
コーポレートガバナンス
当社は、「お客様」「地域社会」「株主」「取引先」「従業員」といった全てのステークホルダーからの信頼を将来にわたって維持・向上させるために、コーポレートガバナンスの確立を経営の最重要課題と認識しています。
コンプライアンス
リスクマネジメント
- 行動基準の制定
- コンプライアンス関連の研修実施
- 内部通報窓口の設置
- 危機管理委員会の設置
- 訓練や各種研修を定期的に実施
- 情報セキュリティ関連の教育実施
情報セキュリティ
お客様の情報を扱う企業として個人情報の重要性を認識し、適切な対応を行っております。
- 個人情報保護規定の制定
- プライバシーポリシーの制定
- 保護対策委員会の設置
- 情報セキュリティ関連の教育
防火基準適合表示の交付
ホテルオークラ京都・からすま京都ホテルは、防火基準適合表示制度に基づく「表示基準適合証」表示マークの交付を受けております。
平成26年度から開始した旅館・ホテルに対する防火基準適合表示制度は、消防庁が示す制度を基に、京都市独自となるさらに厳しい審査(施設への立入検査やマニュアル検証訓練の実施など)を満たし、防火基準に適合していると認められた建物に対して表示マークが交付される制度です。
3年間継続して防火基準に適合していると認められた場合は、「金色」の表示マークが交付され、両ホテルともに「金色」の表示マークの交付を受けております。
これからもご利用いただくお客様にとって安全なホテルであり続けるよう、努めてまいります。
京都観光モラル推進宣言事業者として認定
株式会社京都ホテルは、京都市および公益社団法人京都市観光協会(DMO KYOTO)より、「京都観光行動基準(京都観光モラル)」に沿った取り組みを推進する観光事業者(=京都観光モラル推進宣言事業者)として認定を受けました。
「京都観光行動基準(京都観光モラル)」について
近年の京都観光は、外国人観光客の急増などにより、一部の観光地の混雑や、文化・習慣の違いによるマナー違反など、市民生活にも影響を及ぼす事態が生じていました。
こうした観光課題の解決に向けて、京都の観光に関わる全ての人たち(観光事業者・従事者など、観光客、市民)がお互いに尊重しあい、持続可能(サステナブル)な京都観光を一緒につくりあげていくことを目指し、2020年11月に京都市および公益社団法人京都市観光協会(DMO
KYOTO)が策定したのが、「京都観光行動基準(京都観光モラル)」です。
京都SDGsパートナー制度の登録
株式会社京都ホテルは、京都SDGsパートナー制度に参画し登録認定を受けております。(登録番号:00207)
自社の取り組み・活動を振り返り、新たなチャレンジを「見える化」することにより、
取り組みの深化や活動の連携を目的とする制度です。
京都のSDGsパートナーの一員として貢献できるよう、取り組みを進めて参ります。
2R 及び分別・リサイクル活動優良事業所認定及び優良賞受賞
京都市のしまつのこころ条例で、市内の全ての事業者は2R(リデュース・リユース)の実施義務があります。ホテルオークラ京都は、事業ゴミの減量及び再資源化に積極的に取り組む事業所として、「2R
及び分別・リサイクル活動優良事業所に認定されました。(2023年7月1日)
また、リサイクルの推進にあたり、独自性がある、先進的であるなど、特に優れた取り組みを行う事業所として優良賞を受賞いたしました。(2023年11月8日)
Sakura Quality An ESG Practice 1御衣黄ザクラを取得
ホテルオークラ京都はSDGsを実践する宿泊施設の国際認証「Sakura Quality An ESG Practice」の、サクラクオリティグリーン1御衣黄(ぎょういこう)ザクラを取得しました。(2024年1月26日)
「Sakura Quality An ESG
Practice(サクラクオリティグリーン)」認証について
サクラクオリティ認証施設を対象とした宿泊施設向けのSDGsの視点に特化した観光品質認証制度。SDGsの17ゴール172項⽬を基準に⽶国GSTC(Global
Sustainable Tourism
Council)による認証プロセスを経て評価・承認された施設に対し、認証マークが提供されます。
今後も当社の「環境宣言」に基づき全従業員が環境負荷の低減や、地域との共生・地域社会の活性化などに取り組んでまいります。
レッドカップキャンペーンに参加
ホテルオークラ京都は、WFP 国連世界食糧計画(国連 WFP )の活動を支援する「レッドカップキャンペーン」に参加しています。(2024年4月1日より)
1年間分の宿泊客室売り上げの一部を寄付するほか、「レッドカップキャンペーン」専用ご宿泊プランを設け、プランご利用1名様1泊につき500円を寄付いたします。また「レッドカップキャンペーン」専用ご宿泊プランでは、設置するアメニティの種類を減らしており、プラスチック使用量の削減も目指します。
*「レッドカップキャンペーン」の寄付金は国連WFPの学校給食支援に役立てられます。
SDGs・環境についてお問い合わせ
株式会社京都ホテル 総務人事部庶務課
〒604-8558 京都市中京区河原町御池
Phone:(075)254-2507